2011年06月29日
読書
真夜中のコンビニ…。
突如現れたのはフルフェイスのヘルメットを被った強盗。
強盗犯を捕まえようとして刺されたのは、アルバイト店員の中国人留学生、高。
その場に居たのは、もうひとりのアルバイト店員、歌手になることを夢見る潤平。
そして、深夜のコンビニで獲物を物色する、連続猟奇殺人犯の男。
強盗の背後から、高がモップを振り下ろそうとしたその瞬間「うしろだ!」と叫んだ声はどちらのものなのか…。
連続コンビニ強盗事件の担当となったのは女刑事、風希。
風希は、強盗犯の共犯者と疑われる潤平に興味を惹かれ、彼に近づいていく。
彼女は、過去に犯した自分の過ちを許せず、ひとりでいることの孤独を選んでいた。
潤平も、大切なものを失った空虚さから抜け出せず、孤独を選んだ。
そして、孤独に耐え切れず、理想の家族を追い求め、犯行を繰り返す男。
次に男が選んだ相手は、かねてから「突然私がいなくなったら、絶対に探してね」と懇願していた、
風希のマンションの隣室に住む女、京子だった…。
帯に「孤独を抱える男と女の、せつない愛と暴力が渦巻く戦慄のサイコホラー。」とあるように、ほんとにサイコです…。
グロいです。
Posted by おおにょ at 09:02│Comments(0)
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